作家紹介
国内作家
水野克比占(みずのかつひこ)
1941年、京都市出身。京都の四季を撮り続け、名庭園や秘蔵庭園といった現代に受け継がれる京都の美を世界に紹介する、 日本を代表する写真家のひとり。 静寂、 臨場感がそのまま伝わってくるような芸術性の高い作品に定評があり、2015年には京都府文化賞功労賞を受賞。写真集を中心に現在まで209冊にも及ぶ著書を出版するなど、 活躍の場は留まることを知らない。京都・西陣にフォトスペース “ 町家写真館” を開設し、一般公開している。
藤森武(ふじもりたけし)
東京都出身。東京写真短期大学(現・東京工芸大学)在学中より土門拳に師事。「古寺巡礼」シリーズをはじめとする後期代表作の助手を務めた後、凸版印刷写真部を経てフリーランスとなる。「独楽・熊谷守ーの世界」「秘仏十一面観音」「隠れた仏たち(全5巻)」「鉈彫 荒彫 謎の木彫仏」「日本の観音像」「丹波の名陶」など写真集を多数出版。 日本文化撮影の第一人者であり現在は日本写真家協会会員、そして土門拳記念館理事・学芸員でもある。
海外作家
トーマス・マックナイト
(Thomas McKnight)
1941年アメリカ、カンザス州出身。「芸術家の役割は、ありふれた日常の物事を題材にして、それを超越した世界観を伝えることだ」と語る彼が描く部屋や風景は、見る人に安らぎと親しみを感じさせると同時に屋外に広がる桃源郷へと誘う。80年代後半にはアメリカでの人気を不動のものとし、ニューヨークのメトロポリタン美術館などで永久所蔵品とされている作品もある。神戸市の祭典のために作品を制作するなど、日本との関わりもあり人気も高い。
ミッシェル・ドラクロワ
(Michel Delacroix)
1933年フランス、 パリ出身。丹念に描きこまれた人々や町並は、 日本人の私達にも自然と安らぎを与えてくれる。彼は世界各地で40回以上の個展を開催し、数多くの賞を受賞。 '78年にはフランス文化省がパリの国立現代画基金のために作品を購入した際、 現代画家としては最高位のナイトの称号が授与された。作品は沢山のプライベー ト・コレクションをはじめ、パリの国際ナイーブ美術館などで永久保存作品として展示されている。
ウルリケ・シュナイダース
(Ulrike Schneiders)
1954年ドイツ、リンダウ出身。世界的に有名な風景写真家、トニー ・シュナイダースを父親に持ち、 幼い頃から撮影に同行し、 自然と光の美しさ、やさしさを “感じ・見る” 事の素晴らしさを学び、 自らカメラを持つようになる。主にヨーロッパなど世界中を旅しながら、 ファインダーを通して自然とふれあい、 自然の素晴らしさを表現している彼女の作品は、 写真集やポストカー ド、 カレンダーなど幅広く出版されている。
デビー・マム
(Debbie Mumm)
デビー・マムは、アメリカのカントリー・スタイル・デザイナーであるマム本人が、1986年に立ち上げたアート&ライフスタイルのブランドです。何気ない日々の出来事や人々、自然から刺激を受け、それらを独自のユーモアと感覚で作品に取り入れる。古き良き懐かしさを大切にしつつも、常に新しいカラーやアイデアをブレンドさせるスタイルこそがトレード・マークであり、多くのファンに愛され続けている理由です。
レイチェル・ヘイル
(Rachael Hale)
レイチェル・ヘイルは「世界中でもっとも愛される動物たち」をテーマに、1995年にニュージーランドで設立されたブランド。可愛らしく魅力的な動物たちは、全ての年代の心をつかみ、愛されている。カレンダーをはじめ、アクセサリー、文具、アパレルまで、幅広い分野にわたるレイチェル・ヘイル・グッズは、今や世界60ヶ国以上に届けられている。
キンボール
(Ron & Brian Kimball)
世界で称賛される、アメリカを代表する自動車写真家ファミリー。クラシックカーから最新のスポーツカー、コンセプトカーまで幅広く取り扱い、車のもつ美しくダイナミックなフォルムを引き出す優れたセンスを持っている。その才能は作品をただの車写真ではなく、アートへと変化させている。
『サタデー ・ イプニング ・ポスト (The Saturday Evening Post)』は、1821年にアメリカで創刊された雑誌で全米ーの発行部数を記録するなど、他の雑誌とは比べものにならないほどの人気と影響力をもっていたと言われている。その雑誌カバーを長年担当したアメリカの画家ノーマン ・ロックウェル(Norman Rockwell, 1894-1978)は、独特のユーモア溢れるイラストで何百万人ものアメリカ人を魅了した。古き良きアメリカを彷彿とさせる彼の作品は、 今も世界中の人々に愛されている。