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「金運カレンダー」に込めた風水と暦の知恵

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「金運カレンダー」に込めた風水と暦の知恵


ひと目見ただけで鮮やかな金色と黄色が印象的なトーダンの「金運カレンダー」は、おかげ様で1999年版の発売以来、シリーズ累計250万部(2023年現在)を販売してきたロングセラー商品になりました。

「風水で金運といえば、黄色!」もちろん、金運カレンダーが黄色いのはそれが理由です。しかし、金運カレンダーが生まれるまでには風水だけではなく、カレンダーメーカーのトーダンが長年向き合ってきた暦の知識、日本の縁起物、そしてものづくりへのこだわりがありました。
この記事では、金運と風水の関係から、金運カレンダーのシンボル“金運上昇八卦鏡”の誕生までをご紹介します。

「西に黄色」 風水で金運アップ

1990年代中頃、日本ではテレビ番組や書籍などを通じて風水が広く知られるようになりました。部屋の間取りや方角、置くものなどを工夫して運気を整えるという考え方が暮らしの中に取り入れられ、その中でも特に知られるようになったのが、「西に黄色いものを置くと金運が上がる」という考え方でした。
これをきっかけに市場には黄色い風水グッズが数多く登場し、黄色いカレンダーも毎年店頭に並ぶ定番商品のひとつになっていきました。

黄色いカレンダー、それだけでは物足りない

トーダンの金運カレンダーも、この風水ブームを背景に企画が始まります。
ただし、私たちが作りたかったのは、白い紙を単に黄色く印刷したカレンダーではありませんでした。トーダンにはそれ以前から取り組んできた「暦」の強みがあります。

1982年に高島易断の老舗「神栄館」監修のもと発表した「開運カレンダー」は、〈暦注〉と呼ばれる、昔の暦に記された日時や方位などの吉凶に関する情報を、より身近なカレンダーの形で生活に取り入れてもらおうと考えた商品です。
そこで金運カレンダーでも、風水だけではなく、暦の知識を生かし「金運に良いとされる日」を掲載することにしました。つまり、トーダンの金運カレンダーは、風水の考え方と、古くから伝わる暦の知恵を組み合わせて企画したカレンダーなのです。

紙そのものを黄色くしたかった

金運カレンダーを作るうえで、トーダンがこだわったもののひとつが「紙」です。
白い紙の表面を黄色く印刷しただけでは、カレンダーをめくったときに紙の断面から白い繊維が見えてしまいます。そこで、紙の繊維そのものまで黄色く染まった紙を使いたいと考えました。

しかし、当時そのような紙は市場にはなく、製紙メーカーに相談して金運カレンダーのための特別な用紙を作ることにしました。その後も黄色へのこだわりは続き、現在の金運カレンダーでは、豊かさを象徴する色として古くから親しまれてきた「黄金色」の紙を採用しています。

毎日目にするカレンダーに使うものだから、紙そのものから色を感じられるようにしたい。それは紙を扱うカレンダーメーカーならではの「ものづくり」のこだわりです。

金運のシンボルを探して出会った「八卦鏡」

用紙や暦情報を整え、普段使いがしやすいデザインを検討していく中で、もうひとつ課題がありました。
金運カレンダーを象徴する、ひと目で印象に残る「風水のアイコン」がほしい、ということです。そこで国内だけではなく海外にも目を向け、金運にふさわしいシンボルを探し、その中で出会ったのが中国で使われていた「八卦鏡(はっけきょう)」でした。

八卦鏡は、中国の家の軒先などに掛けられ、厄除けや運気を呼び込むものとして使われてきたとされています。理想とする金運カレンダーにピッタリ合うシンボルをみつけましたが、この八卦鏡をそのままカレンダーに載せるわけではありません。ここから、もうひとつのこだわりの「ものづくり」が始まります。

日本の縁起物を加えた“金運上昇八卦鏡”

「中国で見つけた八卦鏡に、トーダンならではの意味と価値を持たせる」——そこで考えたのが、日本で古くから親しまれてきた8つの縁起物を組み合わせることでした。金運カレンダーの中心に大きく配置されているこのマークには、次の8つのシンボルが描かれています。

ダルマ

何度倒しても起き上がることから、精進し、目標を達成する象徴。
白蛇

財福の神・弁財天の使いともいわれ、古くから各地で大切にされてきた存在。
宝船

七福神や金銀、宝などを載せた、縁起の良い船。
瓢箪(ひょうたん)

末広がりの形を持ち、たくさんの実をつけることから子孫繁栄の象徴ともされます。

出世の象徴とされ、中国では皇帝の象徴としても扱われてきました。
大黒天

七福神の一柱で、財福・豊饒・福徳の神とされています。
招き猫

右手を挙げた招き猫は金運を招くとされ、商売繁盛の縁起物として親しまれています。
打ち出の小槌

振ることで望むものが現れるとされる、おめでたい縁起物です。

こうして誕生したのが、トーダンオリジナルの“金運上昇八卦鏡”(登録商標第5747183号)です。中国にルーツを持つ八卦鏡と、日本人になじみ深い縁起物。異なる文化の中で受け継がれてきた「幸せを願うもの」をひとつのデザインにまとめたこのマークは、今ではトーダンの金運カレンダーを象徴するシンボルとなっています。

暦の中から「金運に良い日」を探す

金運カレンダーのもうひとつの大きな特徴が“金運吉日”です。
発売当初は神栄館の館長に相談し、“三合の原理”という吉日を掲載しました。その後もカレンダーは少しずつ進化し、
一粒万倍日、巳の日、スーパー巳の日、寅の日、天赦日など、金運に良いとされる日を加えてきました。
現在は、それぞれの日をイラストアイコンで表示し、ひと目で確認できるようになっています。

例えば「一粒万倍日」は、一粒の種が万倍にも実るという意味から、新しいことを始める日として知られています。こうした吉日は、昔の人々が暦を通して日々の暮らしの目安にしてきたものでありカレンダーで日付を見て、その日がどのような日なのかも知る。そこには、単なる日付の確認とは異なる「暦としてのカレンダー」の大切さがあります。

「一年の幸せを願って贈る」名入れカレンダーに

金運カレンダーが発売された当時、トーダンが手がけるカレンダーの中心は、企業が年末に取引先などへ贈る「名入れカレンダー」でした。現在のように店頭やECで個人のお客様に販売することはほとんどなく、新しいカレンダーを企画する際も、まず法人向けの名入れ商品として考えるのが基本でした。

そのため、金運カレンダーも当初から、企業が年末の贈答用として配ることを前提に企画されました。

一方で、これまでにない強い個性を持つ商品だったことから、「企業が贈答品として配るには、少し個性的すぎるのではないか」という懸念の声もありました。

ところが販売を始めると、社運隆昌や商売繁盛を願う企業から多くの注文が入り、発売初年度の売上は目標の2倍を超えました。

縁起の良いカレンダーに企業名を入れて贈る。それは単に社名を一年間見てもらうためだけではなく、「来年も良い一年になりますように」という気持ちまで一緒に届けることでもあります。

現在では個人のお客様にも広く使っていただいていますが、金運カレンダーの原点には、年末にカレンダーを贈る日本の企業文化があります。金運を願うカレンダーと名入れカレンダーは、受け取る方の一年の幸せを願うという意味でも、相性の良い組み合わせだったのです。

一冊のカレンダーから広がった縁起物の世界

1999年版として発売された金運カレンダーは、その後も時代に合わせて少しずつ進化してきました。卓上タイプが生まれ、金運吉日が増え、金運上昇八卦鏡もより大きくデザインされるようになりました。そして現在では、金運上昇八卦鏡を使ったシールやお札、ノート、手ぬぐい、ピンバッジなど、カレンダー以外の縁起物にも世界が広がっています。

トーダン本社にも、金運カレンダーにちなんで西側の壁を黄金色にした階段スペースがあります。また、東京さくらトラム(都電荒川線)では、金運カレンダーをモチーフにした「トーダン金運万願号」が街を走っています。
一冊のカレンダーから始まったものが、やがてトーダンを象徴するひとつの文化になりました。

金運カレンダー

1999年版の発売以来、多くの方に親しまれてきたトーダンのロングセラー。黄金色の用紙に「金運上昇八卦鏡」を配し、三合の原理、一粒万倍日、巳の日、寅の日、天赦日など、金運に良いとされる日をアイコンで掲載しています。

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Q&A| 金運カレンダーについて

Q. なぜ金運カレンダーは黄色いのですか?

A. 風水で「西に黄色いものを置くと金運が上がる」という考え方が広く知られていることが、金運カレンダー誕生のきっかけのひとつです。トーダンでは表面を黄色く印刷するだけではなく、紙の繊維そのものまで黄金色に染めた用紙を使用しています。

Q. 金運カレンダーはどこに飾るのがおすすめですか?

A. 風水では西側に黄色いものを置くと良いとされていることから、トーダンの金運カレンダーでも、お部屋やデスクの西側に飾ることをご案内しています。毎日目にするカレンダーですので、日付や予定を確認しやすい場所にあることも大切です。

Q. 八卦鏡とは何ですか?

A. 八卦鏡は中国で使われてきた風水アイテムのひとつで、家の軒先などに掛け、厄除けや運気を呼び込むものとして用いられてきました。トーダンでは、この八卦鏡をもとに、日本の縁起物を組み合わせたオリジナルの「金運上昇八卦鏡」を考案しました。

Q. 「金運上昇八卦鏡」は普通の八卦鏡と何が違うのですか?

A. トーダンの「金運上昇八卦鏡」は、八卦鏡にダルマ、白蛇、宝船、瓢箪、龍、大黒天、招き猫、打ち出の小槌という8つの縁起物を組み合わせたオリジナルデザインです。「金運上昇八卦鏡」はトーダンの登録商標(第5747183号)です。

Q. 金運カレンダーにはどんな吉日が載っていますか?

A. 現在の金運カレンダーには、「三合の原理」「一粒万倍日」「巳の日」「スーパー巳の日」「寅の日」「天赦日」など、金運に良いとされる日が掲載されています。アイコン表示になっているため、毎日の暦情報を手軽に確認できます。

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